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【将来不安】老後資金はいくらあれば安心か?【3000万円は必要】

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老後資金 いくらあれば安心

老後資金はいくらあれば安心なのかな。どうやって準備すればいいんですか?

こういった疑問を解消します。
 

・老後資金はいくらあれば安心か【結論:3000万円】
・老後資金は年金を頼ってはいけない
・20代の5人に1人は老後資金の準備を始めている
・20代から老後資金を準備する方法

 
執筆している僕は、現役の証券マン。自身の投資歴は5年ほど。

業界の最前線で働いているので、最新情報やウラ情報も提供します。

本記事の目次

■老後資金はいくらあれば安心か【結論:3000万円】

老後資金 いくらあれば安心

「人生100年時代」と言われている通り、長寿化が進んでいます。

当然、老後資金もたくさん必要になっています。

仮に100歳まで生きるとすると、65歳で定年退職した後に35年間生きるための資金が必要になるわけですね。

結論から言っておくと、老後資金は3000万円を用意すべきです。

生活水準や計算方法によって違いますが、ざっくりこのくらい。

以下で大まかな計算結果を示します。

<前提>・65歳で定年を迎えて無職
    ・夫婦2人暮らし
    
<収入>・平均22万円/1ヶ月(年金等)

<支出>・平均26万円/1ヶ月(最低限の生活費)

<計算結果>
・4万円(=26万円ー22万円)が毎月不足
・4万円×12ヶ月×35年間=1680万円  ← 不足する金額

(参考:総務省統計局「家計調査 家計収支編(年次間) 2020年」より)

上記は最低限の生活を営むための計算です。

それ以外に、医療費・介護費・葬儀費・子供や孫のお祝い金・旅行など、老後の楽しみにもお金を使いたいですよね。

それなりの生活をするために、老後資金は3000万円を用意すべきです。

●「老後2000万円問題」は見積もりが甘い?

老後資金 いくらあれば安心

2019年にニュースで「老後2000万円問題」が話題になりました。覚えている人も多いのではないでしょうか。
 

「老後2000万円問題」とは

金融庁が「老後に2000万円の資金を準備しておいてね!」という内容の報告書を提出し、国民の多くが不安になった騒動です。

2000万円が必要というのは、老後を20〜30年として計算しているので、実は100歳まで生きるなら2000万円以上が必要になります。

ちなみに、3000万円を22〜65歳で貯めるなら、「毎月57000円の貯金」が必要。

家のローンや子供の養育費なんかを考えると簡単ではないですよね。

だからこそ、できる限り早めに老後資金の準備を始めたいところです。

■老後資金は「年金」を頼ってはいけない

老後資金 いくらあれば安心

「年金をもらえるから老後はなんとかなるんじゃない?」と考えている人はキケンです。

「年金制度」は頼るべきではありません。

若者が老後を迎えたとき、今と同じ水準で年金がもらえる可能性は低いからです。

日本は「少子高齢化」が進んでいるので、年金を払う若者が減り、受け取る高齢者が増えていきます。

そうなれば年金の支給額を減らされる可能性が大きい。

「少子高齢化」
   ↓
「年金を支払う人が減り、受け取る人が増える」
   ↓
「年金の減額or支給時期を後ろ倒し」

「年金」にはリスクがあるので、頼りにしすぎるのは注意してください。

■20代の5人に1人は老後資金の準備を始めている

老後資金 いくらあれば安心

「老後資金の準備なんて、さすがに早くないかな」と思うかもですが、意外と多くの人が若いうちから準備を始めています。

25〜29歳で投資をしている人の割合は、17.9%です。
(NRI「生活者1万人アンケート調査」より)

20代の「約5人に1人」が投資をしているということですね。

あなたの周りにも、将来の資産形成をして投資をしている人がいるかもしれません。

また、投資はしていなくても将来のことを考えて貯蓄をしている人も多いです。

20代が給料(手取り)から貯蓄に回す割合は、平均18%です。
(金融広報中央委員会の調査より)

給料の18%を貯蓄に回しているというのは、意外と多いと感じました。

以上のように、若いうちから将来の老後資金に備えている人がいますので、できるだけ早く老後資金の準備を始めましょう。

■20代から老後資金を準備するたった1つの方法

老後資金 いくらあれば安心

老後資金に限った話ではないですが、「資産を増やす」ための行動は明確です。

浪費をなくし、消費を減らし、投資を増やす」

これがもっとも重要なことだと思います。

浪費

「浪費」とは、いわゆる「無駄使い」です。

当然、無駄使いは0にするべき。

・「行きたくない飲み会を断れずに行っちゃった」
・「ほとんど着ないけど、流行っている洋服を買っちゃった」
・「何も欲しくはないけど、とりあえずコンビニに入っちゃった」

こんなのは無駄使いですね。 

ただ、趣味に使うお金や行きたい飲み会に行くお金は無駄ではないです。

払った結果、人生が豊かになるのであれば積極的にお金を払う価値はあると思いますので。

消費

「消費」は「生活する上で必要な出費」です。

必要なものなので0にすることはできませんが、減らすことは可能。

・「携帯を格安キャリアにする」
・「毎日外食をやめて、たまに自炊をしてみる」
・「飲み物や洗剤などをネットでまとめ買いして安く済ませる」

こんな感じで、工夫次第で出費を減らせる場合があります。

1つ1つは小さくても、積み重なれば大きな金額になりますので、今日から節約できるものがないか考えてみましょう。

投資

「投資」は「お金を増やすために運用すること」です。

老後資金を準備するためには、投資で資産を増やしていくことが必要。

元本が大きいほど有利ですので、「投資」に回す金額を増やすことが大切です。

投資の必要性については、以下の記事で詳しく解説しました。

>>>【今すぐやるべき】投資が必要である5つの理由【お金の心配を0にする】


 
投資に対してマイナスなイメージを持つ人も多いですが、政府は国民に投資をするように促しています。

投資を普及させるための施策として、投資利益に税金がかからない「NISA」という制度がありますので、そちらも解説した記事を貼っておきます。

>>>【投資のキホン】NISAの仕組みをまるっと解説【積立NISAとの比較】(準備中)

■20代なら老後資金は心配いらない

老後資金 いくらあれば安心

本記事を読んで、老後資金のことが心配になった人も多いかもしれません。

ですが、

20代のうちから準備すれば老後資金を心配する必要はないです。

安定的に資産運用をしていけば、かなり余裕を持って老後を迎えることができるはず。

投資の必要性を理解して、〝正しい方法で〟資産形成をしていけば問題なし。

お金の心配をしなくて良い人生を目指しましょう。

最後に、具体的な資産運用の方法をまとめた記事を貼っておきますので、投資を始める際は参考にしてください。

>>>【少額OK】初心者におすすめの失敗しない投資法【証券マンが解説】(準備中)
    

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