こういった要望に応えます。
本記事の内容
・投資の勉強におすすめな本10選【初心者向け】
・投資を始める前にどのくらい本を読むべきか
・投資の勉強方法まとめ
執筆している僕は、現役の証券マン。自身の投資歴は5年ほど。
業界の最前線で働いているので、最新情報やウラ情報も提供します。
本記事の目次
■投資初心者が勉強するには本が有効
投資初心者が勉強を始めるツールとして、本はとても有効です。
・価値ある情報がとても多い
・気になった時にすぐに見返せる
こんなメリットがあります。
YouTubeやサイトにもたくさんの情報がありますが、投資を勉強する上では有名な書籍は読んでおくべきです。
とはいえ、表面的な知識や小手先のテクニックなどは学ぶ意味ないですし、古すぎる情報にも注意が必要。
今回は、
・投資家として絶対に読んでおくべき
・最新情報or古くても役に立つ情報が載っている
という観点で10冊の本を選びました。
■投資の勉強におすすめな本10選【初心者向け】
今回紹介するのは以下の10冊です。
・『金持ち父さん貧乏父さん』
・『いま君に伝えたいお金の話』
・『池上彰のお金の学校』
・『投資なんかおやめなさい』
・『臆病者のための億万長者入門』
・『PERって何?』
・『世界一わかりやすい金利の本』『為替の本』
・『敗者のゲーム』
好きな順番で読んでもらってもいいですし、「投資のことは何もわからない!」という人は紹介する順番で読んでもらうと理解しやすいです。
●『教養としての投資』
証券マンとしておすすめの本を紹介してほしいと言われたら、必ず『教養としての投資』を紹介します。
・投資はなぜするべきなのか
これらの問いにはっきり答えることができるようになります。
私たち日本人が「投資だと思っているもの」と「本当の投資」は違うと痛感しました。
投資経験を問わず、本当におすすめの一冊。
●『金持ち父さん貧乏父さん』
改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学 (単行本)
投資関連の本で、おそらく最も有名な本。
株式投資に限った話ではないですが、〝金持ち〟になる方法論が書かれています。
「労働者」として働いている私たちサラリーマンにグサっと刺さる内容。
アメリカの本なので日本と異なる部分もありますが、名著ですので一読しておくべきですね。
●『いま君に伝えたいお金の話』
村上ファンドの村上世彰氏の本。
タイトル通りで株式投資に限った話ではなく、「お金」のことを幅広く扱っています。
・お金が増えていく仕組み
などをとてもわかりやすく説明しています。
子供向けに書かれた本のようですが、大人も読む価値あり。
●『池上彰のお金の学校』
こちらも「お金」という広いテーマを扱っていますが、今まで紹介した本と比べると具体的な内容が書かれています。
株式投資や保険、税金のことを網羅的に説明しています。
「幅広く知識を身につけたい!」という人は読んでおくと必ず役立ちます。
池上彰氏の解説は本当にわかりやすいのでおすすめ。
●『投資なんかおやめなさい』
「投資に対してもっと慎重になれ!」と主張している本。
投資を推奨する本はたくさんありますが、否定的な本は少ないので、投資をする上で勉強になります。
・手を出すべきでない投資商品
・証券会社や保険会社の裏事情
などを知ることができます。
注意するべきポイントを理解した上で始めるのが理想的ですよね。
●『臆病者のための億万長者入門』
個人投資家向けにリスクを抑えた長期的な資産形成について書かれています。
大儲けを期待するのではなく、将来の経済的なリスクを軽減するための投資を主張していて、堅実かつ具体的な方法が紹介されています。
また、
・マイホームを買うべきか
など、あなたも気になっているであろうテーマも扱っています。
著者の橘玲氏は有名で、説明もわかりやすいので読んでおくべき。
●『「PERって何?」という人のための投資指標の教科書』
これまでと違い、本書はかなり具体的な内容。
「投資指標の教科書」というタイトル通り、投資に出てくる重要な指標を丁寧に解説しています。
・PBR
・ROA
・EPS
・シャープレシオ
↑のような単語がいまいち理解できていない人は多いと思います。
さまざまな指標を用いて経済や企業を分析する手法を説明しているので、実践的な知識が身に付きます。
●『世界一わかりやすい金利の本』『世界一わかりやすい為替の本』
No.1エコノミストが書いた世界一わかりやすい金利の本
No.1エコノミストが書いた世界一わかりやすい為替の本
同じシリーズの2冊を同時に紹介します。
金利と為替について初心者向けに解説をしている本。
金利や為替は株価に大きな影響を与えますが、しっかり学んでいる人は少ない印象。
金利・為替を理解すると、今後の経済を予想して投資戦略を立てやすくなります。
経済ニュースも理解できるようになるので、必読。
●『敗者のゲーム』
世界的に有名な投資の入門書。
「インデックスファンド」を推奨しており、最強の運用方法であることを様々なデータを使って説明しています。
日経平均やNYダウのような株価指数と同じ動きをする投資信託のこと。
最近はアメリカ主要500社の株価指数である「S&P500」のインデックスファンドが人気。
「なんとなくインデックスファンドが良いってのは聞いたことあるけど…」という人も理解度が深まるのでおすすめ。
ほとんどの証券マンも一度は読んでいると思います。
以上、投資の勉強におすすめな本を10冊紹介しました。
この10冊を読んでおけば、投資をするのに十分な知識を得ることができますし、経済ニュースも理解できるようになります。
投資での成功に大きく近づくのでぜひ時間をとって読んでみてください。
■投資を始める前にどのくらい本を読むべきか
「投資を始めるのにどのくらい本で勉強すべき?」とよく聞かれます。
僕の回答としては、
です。
〝最低限の知識〟さえ身につけば、すぐにでも投資をすべき。
理由は、
できるだけ長期間にわたって投資をすることが利益の最大化につながります。
「長期投資」については以下の記事で詳しく説明しています。
>>>【誰でもできる】長期投資のメリット5つ【初心者におすすめな理由】
また、〝最低限の知識〟は以下の記事を参考にしてください。
>>>【脱初心者へ】投資に必須の基礎知識7つをまとめて解説【これで完璧です】(準備中)
■投資の勉強方法まとめ
最後に、本以外で投資を勉強する方法を紹介します。
おすすめの投資勉強ツールとしては、
・新聞
・サイト
・YouTube
があります。
投資の勉強方法については以下の記事でさらに詳しくまとめているのでご覧ください。
>>>投資初心者におすすめ!超効率的な勉強方法5選【証券マンが解説】
自分に合った勉強方法を見つけましょう。
それぞれのツールについても解説しているので一緒にどうぞ。
【証券マン厳選】投資の勉強におすすめな映画・ドラマ5選
<新聞>
【証券マン実践】投資に役立つ日経新聞の読み方【どこを読むべきか】
<サイト>
【証券マン厳選】投資の勉強に最適なサイト・ブログ7選【初心者向け】
<YouTube>
【証券マン厳選】投資の勉強になるYouTube9選【初心者向け】