資産形成のための投資法

【証券マンも納得】ガチで役立つ投資の格言10選【暗記必須です】

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投資 格言
投資に絶対はありません。
 
 

投資をしている人は誰しもが理解していることですね。
ですが、成功する確率を高めることは可能です。

その1つが、投資の格言を参考にすること。
 
 

不確定な環境の中でも、利益を出し続けてきた投資家の言葉です。

もちろん、投資環境や時代が違うので、全てが役に立つとは言えません。ですが、今の時代でも参考にすべき格言はたくさんあります。
 

本記事では、証券マンである僕が、ガチで役に立つと思った投資の格言10選を紹介します。
覚えておいて損はないので、ぜひ参考にして投資を楽しんでください。
 
 
 

これを書いている僕は、現役の証券マンで、大学時代から投資を始めました。
証券業界の裏側や、自身の経験なんかも混ぜながら、お話ししていきます。

Twitter(@hununu_blog)でも、日々役に立つ投資情報を呟いています。
 
 
 

本記事の目次

■ガチで役立つ投資の格言10選

投資 格言

●投資の格言①卵は1つのカゴに盛るな

まず最初は、「卵は1つのカゴに盛るな」という格言。
 
投資の格言の中では最も有名。
聞いたことがある人も多いんじゃないでしょうか。
 
 

簡単に言えば、「分散して投資をしろ!」というメッセージです。
 
卵が10個あったとして、全てを1つのカゴに入れていると、そのカゴを落としたら卵は全て割れてしまいますよね。
でも、10個の卵を全て別のカゴに入れていたら、1つカゴを落としても割れるのは1つだけ。
 
 

1つの企業や地域に集中して投資をするとリスクが高いので、色々なところに分散してリスクを抑えた投資しましょう、ということです。
 
 
 

●投資の格言②遠くのものは避けよ

続いて、「遠くのものは避けよ」という格言。

今回紹介する10個の中で、最も大切だと思っています。
 
 

意味としては、「よく分からないものに投資をするな!理解した上で投資をしろ!」です。

投資に関する情報はたくさんあって、どれを信じればいいのかわからないですよね。
重要なことは、自分が理解して納得した上で投資をすること。

適当な情報を信じて、分からないまま投資をすると、失敗することが多いです。
 
 
 

●投資の格言③噂で買って事実で売る

3つめの格言は、「噂で買って事実で売る」です。

相場の動きについて説明している格言。
 
 

「相場は、将来のことを先読みして動いている」という意味です。

投資家は、将来のことを予想しながら取引を行います。

「来週発表されるA社の業績は良いだろう」「来月決まる国の政策によって株価は上がるだろう」みたいなイメージ。予想している時点で買う投資家がたくさんいます。
 
 

そして、実際に業績発表や政策発表が行われた時が、株価のピーク。
その後は儲かった投資家が売り始めるので、株価は下がることが多いです。
 
 
前もって株価の動きを予想して動いていく必要があるということですね。
 
 
 

●投資の格言④国策に売りなし

続いては、「国策に売りなし」です。

「国の政策で恩恵を受けるような企業は、買うべきだ」という意味になります。
 
 

例えば、国が環境問題を重視するような政策を取ったとすると、再生可能エネルギーを扱う企業の株価が上がることが多いです。
逆に、石炭のように環境に有害なモノを扱っている企業の株価は下がりやすい。
 
 

国家の政策によって株価は大きく変動するので、日々ニュースをチェックして動向を把握しておくことが大切です。
 
 
 

●投資の格言⑤落ちてくるナイフはつかむな

次は、「落ちてくるナイフはつかむな」です。

これも割と有名。
 
 

株を買うときの話ですが、「急激に下落している株には手を出すな!」という意味。

下落している時こそチャンスだと思って、株を買いたくなる人は多いと思いますが、初心者にはあまりおすすめできません。

どこまで下落するか、予想するのはとても難しいからです。
 
 

急激に下落しているということは、何かしら悪い原因があるはずなので、不用意に買うのはちょっと危険です。

注意してください。
 
 
 

●投資の格言⑥音楽が鳴り続ける限り踊れ

⑤の「落ちてくるナイフはつかむな」と少し似た意味の格言です。

「勢いがある株は、勢いがなくなるまで乗っかれ!」という意味です。
 
 
投資をしているとわかるのですが、ずーっと上昇を続けている株があります。

そういう株に出会った場合(もしくは保有している場合)は、その上昇が終わるまで持ち続けてOKということ。

ある程度上がったら売りたくなる気持ちもわかりますが、結局は長期的に保有を続けている方が儲かることが多いです。
 
 

なので、音楽が鳴り続ける限り(勢いが途切れない限り)は売るべきではない。
 
 
 

●投資の格言⑦頭と尻尾はくれてやれ

続いて、「頭と尻尾はくれてやれ」。

⑤「落ちてくるナイフはつかむな」と⑥「音楽が鳴り続ける限り踊れ」に関連する格言です。
 
 

「最高値や最安値で取引するのは無理だから諦めろ!」という意味です。

人間の心理として、最安値で買いたいし、最高値で売りたいですよね。
でも、そんなことは不可能です。

最安値を狙って買い時を逃したり、最高値を狙って売り時を逃したりするのでは、本末転倒。
 
 

頭(最高値)と尻尾(最安値)は諦めましょう。
 
 
 

●投資の格言⑧SELL IN MAY(5月に売れ)

次は英語の投資の格言。「SELL IN MAY」です。

「株式市場は5月〜9月で動きが鈍くなりやすいので、その前に売ってしまおう」という意味。
 
 

どうして、5月〜9月に株価が上がりにくいのかは、明確な理由はわかっていません。

明確な理由がないのに株価が動くことをアノマリーと呼びます。

夏場は気温が上がり暖房を使わないのでエネルギー需要が減ることや、ヘッジファンドの決算があることが理由ではないかと予想されています。
 
 

ただ、毎年必ずしも夏に株価が下がるというわけでもないので、あくまで参考程度に覚えておくのがいいと思います。
 
 
 

●投資の格言⑨第一のルール:絶対に損をしないこと。第二のルール:第一のルールを決して忘れないこと。

〝投資の神様〟と呼ばれるウォーレン・バフェットの格言です。

意味としてはそのままで、損をしないことが投資で最も大切と言っています。まあ当たり前の話ですね。
 
 

肝心なところは、損をしないためにどうすればいいか、ですよね。

バフェットは損をしない方法は教えてくれていないのですが、代わりに必ず損をする方法を教えてくれています。

それが、よく分からないものに投資をすること
 

実は②で紹介した「遠くのものは避けよ」と同じことを言っています。

理解不十分なまま投資をするのはとてもキケンなのでやめましょう。
 
 
 

●投資の格言⑩今日や明日、来月に株価が上がろうが下がろうが、私にはどうでもいいのです。

最後の格言もウォーレン・バフェットの言葉。

「短期的な値動きを気にせず、長期的な目線で投資をしろ!」ということ。
 
 

証券会社で働いていても実感しますが、投資で成功している人の大部分は長期投資です。

毎日株価をチェックして売買をするような人もいますが、一度買って長期で保有を続けている人の方が、圧倒的に儲かっています。

投資を本業としている人は別ですが、僕やあなたのような一般的な人が投資をする場合は、間違いなく長期投資をすべきです。
 

長期投資について、詳しくは【最強の投資】長期投資はメリットしかない!【やらない理由ある?】で解説しています。
 
 

毎日の値動きをチェックしていると、気になって日常生活に支障が出る可能性もありますからね。

Buy&Holdが最強。
 
 
 

■【格言から学ぶ】投資で成功するために必要な心構え3選

投資 格言

●投資の心構え①自分が納得したものだけを買う

最後に、上で紹介した投資の格言を踏まえて、必要な心構えを3つ紹介して終わります。
 
 

まずは、自分が納得したものだけを買うこと。

投資をする上で、最も重要だと考えています。
 
 

繰り返しになってしまうのですが、何度でも伝えたいことです。

投資をするときは、自分が理解して納得して、始めて購入を考えましょう。
「よく分からないけどなんとなく買ってみよう」は最悪です。
 
 
 

理解して納得することが重要だと言っているのにはちゃんと理由があります。

1つは、リスクを見誤るから。
自分が思っているよりリスクが高く、気づいたら大損ということも。

実際、証券会社の顧客でも「こんなに損をするなんて知らなかった。騙された。」とトラブルになるケースもあります。
証券マンの販売の仕方も悪いですが、結局は自己責任。理解しないまま投資をするのは、すごくキケン。
 
 

また、精神的にも苦しいです。

「これなら儲かる!」と自信を持って投資して損をしても、「予想が外れたんだ」と、ある程度の諦めはつきます。
ですが、よく分からないまま投資して損をしたら「なんでこんなものに投資をしたんだろう・・・」と、後悔してもしきれません。
 
 

以上の理由から、投資をするなら理解・納得の上で判断するようにしましょう。
 
 
 

●投資の心構え②短期的な値動きを気にしない

投資に必要な心構えの2つめは、短期的な値動きを気にしないこと。

株価は日々変動します。どんなに良い企業でも株価が下がることは必ずあります。
 
 

ですから、1日とか1週間とか1か月とかで株価が下がったとしても気にしなくてOK。
1年・3年・5年くらいのスパンで投資をしていきましょう。

よほど才能がある人でない限り、短期で売買して大儲けすることは不可能ですので。
 
 

一度買ったら株価なんて気にせず、たまに見るくらいでいいと思います。

毎日チェックしていると、気になりすぎて日中の仕事とかに影響したり、最悪な場合はうつ病になってしまうこともあるみたいです。

人生を豊かにするための投資なので、そのせいでハラハラドキドキすることなく、ドンッと構えて待っていましょう。
 
 
 

●投資の心構え③余裕資金で投資をする

投資の心構え3つめは、余裕資金で投資をすること。

先ほど言ったように、投資は数年単位のスパンで考えていくべきです。
ですから、数年間は使う予定のない資金で投資をしましょう
 
 

投資をすると、短期的な値動きは予想できません。
一時的にマイナスになってしまうことも、当然あります。

もし投資資金が、日々の生活費だったり、家や車を買う予定の資金だったら、予定していた買い物ができなくなってしまいます。

投資のせいで生活にマイナスな影響が出るのは最悪なことなので、数年間は使わずにおいておける資金で運用をするようにしましょう。
 
 
 

以上、投資の格言と心構えについてお話ししてきました。

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