こんな疑問に答えます。
結論から言うと、今から投資を始めるのは全く遅くないです。今からでも余裕で間に合います。
この記事では、今からの投資がまだまだチャンスである理由や、どんなふうに投資をしてけばうまくいく可能性が高いのか、というところを説明していきます。
将来の資産形成の第一歩を踏み出しましょう。
これを書いている僕は、現役の証券マンです。
日々、株式市場と向き合っていますが、まだ投資をしていない人は今からでも十分間に合うと感じています。というより、投資を始めるのに遅いなんてことないんですね。
そういったお話もしてきます。
本記事の目次
■今から投資を始めるのはもう遅い?【全然そんなことありません】
●【2021年】今からの投資がチャンスな理由
コロナから1年以上が経過して、2021年になっています。ニュースでは日経平均が30年ぶりの高値になったとか、株価がめちゃくちゃ上がっている、みたいなことを聞いたことがあるかもしれません。
こういう話を聞くと、「今から投資を始めるのは遅いのかな」と感じますが、全くそんなことはありません。むしろこれからがチャンス。その理由をお話しします。
いくつかありますが、まずはワクチンです。日本でも若い人が打ち始めるみたいですが、アメリカや他の国ではワクチン接種率がかなり進んでいます。アメリカでは、マスクなしで出歩いてOKになる、とかいう話も出ていました。
ワクチンの接種が進むと、人々が外食をしたり旅行をしたりするようになって、お金をたくさん使いますね。お金が使われるということは、経済が活性化するということ。そうなると、株価も必然的に上がってきます。だからこそ、ワクチン接種を行っている今からが、投資のチャンスなんです。
もう1つ理由を挙げるとすれば、金融緩和です。金融緩和というのは、コロナでダメージを受けた経済を復活させるために、国が対策を行うことです。お金をバラ撒いたりして、人々がお金を使うように仕向けるんですね。具体的には、2020年に10万円の現金給付とか。
こんな対策が行われているわけですが、これが2023年まで続くと言われています。あと2年。あと2年間は、国が経済を活性化させるような政策を行うので、株価は上がりやすい局面になります。ここら辺のことを詳しく知りたい場合は、【覚えることは3つだけ】金融政策とは?超わかりやすく説明しましたへどうぞ。
●そもそも投資を始めるのに遅いなんてことはない
何度も言いますが、今から投資を始めたって全然遅くはないです。
ただ、そもそもの話をすると、投資を始めるのに遅いとかはないんですよ。
投資というのは、将来のために長期的に資産を運用していくことです。長期で投資をする上で、最も大切なことは、どれだけ時間をかけることができるのか。これが全てです。時間をかければかけるほど、儲かる可能性が高まります。詳しくは、【最強の投資】長期投資はメリットしかない!【やらない理由ある?】で説明しています。まあとりあえず、投資は時間をどれだけかけられるかが大切だと覚えてください。
ということは、投資を始めるベストなタイミングは『今』。今この瞬間が、今後の人生で最も長い時間をかけて投資できる瞬間だからです。なので「投資を始めるのはもう遅いのかな」なんてことを考える必要はないです。悩んでいる暇があるなら、少しでも早く投資を始めましょう。
●結論:今からすぐに投資を始めましょう
というわけで、結論としては一言。「今からすぐに投資を始めましょう!」伝えたいことはこれだけです。
先ほども説明しましたが、投資を始めるベストタイミングは『今』ですよ。将来のために資産形成をしたいと考えているならば、少しでも早く行動すべきです。しかも、今はワクチン接種が進んでいたり、金融緩和が行われていたり、投資家にとっては最高の環境です。ここまで好条件が揃っていることは、滅多にないですよ。
投資をしたくなってきたんじゃないですか?笑
そう思ったんなら、そのまま証券口座を開設しましょう。無料ですし、5分くらいで終わります。どうせ今やらないと、後でめんどくさくなっちゃうので笑。証券会社はどこでもいいですが、初心者におすすめなのはSBI証券。
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■今から投資をするならアメリカへの長期投資
●日本よりもアメリカに投資をした方が儲かる
「投資をすると言っても、何に投資をすればいいのかわからないよ」と思いますよね。そういう人は、アメリカへの長期投資がおすすめ。
ちょっと意外かもしれませんが、日本企業への投資はおすすめできません。理由は単純で、日本に投資をするよりもアメリカに投資をした方が儲かるからです。下のグラフを見てください。
青のラインがアメリカ全体(S&P500指数)。オレンジのラインが日本全体(TOPIX指数)。
過去20年間くらいの値動きですが、全然違いますよね。日本は20年間で1.5倍にしかなっていないですが、アメリカは2.7倍。かなり大きい差があります。どっちに投資をするべきか、考えるまでもないですね。
理由はいくつかあるんですが、一番は人口です。日本は少子高齢化で人口が減っていますが、アメリカは移民を受け入れているため人口が増え続けています。人口が増えれば消費が拡大し、企業業績がUPして株価が上がる。こんな仕組みです。なので、儲けたければアメリカへ投資をしましょう。
かなり簡単に説明しましたが、日本とアメリカの違いについては【驚愕】裕福なアメリカ人と貧乏な日本人の違い【投資の必要性を感じます】で詳しく説明しています。
●短期投資より長期投資が儲かる
もう1つ大切なポイントがありまして、それが【長期投資】です。
投資というと、画面の前に張り付いて秒単位で売買を繰り返す、みたいなイメージがあるかもしれませんが、こんなことをやっている人はかなり少数派です。仕事をしている人は不可能ですし。
基本的には、投資は長期で考えます。1度買ったらしばらくの間は保有し続ける。何回も売買を繰り返さない。Buy&Hold(買って持ち続ける)が鉄則。証券マンとして色々な投資家の方と会ってきましたが、最も利益を出している人は長期で保有をしているだけの人です。これに関しても証拠があります。↓
これはアメリカ全体(S&P500指数)の30年間の株価です。30年間、一度も売らずにずーっと保有しているだけで、株価は10倍になっています。すごいですね。持っているだけで、ですよ。長期投資をしていると、こういう儲け方ができます。
また、買って持っているだけですから、仕事をしている忙しい人でもできます。投資について知識が浅くても、勉強時間とかも不要です。それに、毎日の値動きを気にする必要もないですから、精神的にも楽です。上でも紹介していますが、長期投資について詳しく知りたい人は、【最強の投資】長期投資はメリットしかない!【やらない理由ある?】を読んでださい。
●とりあえず【S&P500のインデックス】を買えばOK
というわけで、アメリカへの長期投資がおすすめです。
具体的には何を買えばいいのか、というと、【S&P500のインデックスファンド】です。これを買えばOK。S&P500というのは、アメリカ主要500社の平均株価です。アメリカ全体に投資をするイメージですね。そして、インデックスファンドというのは、S&P500に連動した値動きをする投資信託のことです。S&P500が上がれば儲かり、下がれば損するもの。
S&P500の過去の動きを見てみると、ずっと右肩上がりです。短期的な値下がりはありますが、長期で見れば上がり続けています。おそらく、今後30〜50年間くらいは上昇を続けると思います。30〜50年の根拠は、人口が増え続ける期間だからです。なので、アメリカへ長期投資をする上で、S&P500のインデックスファンドが最適ということです。ちなみに、SBI証券でこれを買う場合は、「SBI・V・S&P500」という名前になっているので検索してみてください。
■投資をしない理由がない!
最後にまとめです。
①今から投資をするのは全然遅くない!そもそも投資を始めるのに遅いなんてことはない!
②投資をするならアメリカへの長期投資!S&P500のインデックスファンドを買えばOK!
こんなことをお話ししました。将来、お金に余裕を持って生活をしたなら、投資をしないという選択肢はないです。日本人は投資嫌いと言われていて、親や先生から投資について教わることはありません。しかしその結果、日本人の資産はここ30年間でほとんど増えていません。投資をしていた人だけが儲かっています。証券会社で働いて、この悲しい事実を痛いほど実感しました。
〝投資をする側の人〟になって、資産形成をしましょう。
それでは。