資産形成のための投資法

【驚愕】裕福なアメリカ人と貧乏な日本人の違い【投資の必要性を感じます】

投稿日:2020年9月9日 更新日:

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【驚愕】裕福なアメリカ人と貧乏な日本人の違い【投資の必要性を感じます】
「日本人は投資嫌い」ってよく聞くけど、実際のところどうなのかな。アメリカとは違うのかな。将来の資産形成のために、ちゃんとした知識を身につけたい。投資のことを詳しく勉強したいです!





こんな疑問を解消します。




タイトル通りですが、アメリカ人は裕福になっているのに、日本人は貧乏になっています。悲しいですが、紛れもない事実です。理由は単純で、日本人は投資をしないから。

この記事では、日本人とアメリカ人の違いや、投資の必要性をお伝えしていきます。

投資に関する知識を習得して、裕福な日本人を目指しましょう。




これを書いている僕は証券マンです。日々、投資のことを勉強していますが、アメリカ人と日本人の差にはびっくりしています。アメリカ人はちゃんと投資をして資産を増やしているのに、なぜか日本人は貯金ばかり。これは社会問題だと思っています。

お金に余裕を持ちたいなら、投資をしないという選択肢はありません。「将来、大丈夫かな」と漠然とした不安があるなら、アメリカ人を見習って裕福になる努力をしましょう。




本記事の目次

■裕福なアメリカ人と貧乏な日本人の違い【投資が必要】

裕福なアメリカ人と貧乏な日本人の違い【投資が必要】

●アメリカ人と日本人の資産を比較【投資の力はすごい】


「アメリカ人が裕福で、日本人が貧乏」と言われても、ピンと来ない人が多いと思います。日本で生活していると、貧しいどころか、かなり豊かな暮らしができているような気がしますよね。

ですが、実際はアメリカ人はお金が増えているのに、日本人は増えていない。これが現実なんです。証拠を見せます。↓

金融庁 家計資産の現状分析より筆者作成


これは、アメリカ人の金融資産の推移。金融資産というのは、貯金・投資・保険・家・車などを全部まとめた資産のこと。

明るい緑色の線がアメリカ人の資産がどれくらい増えたかを示しています。1995年〜2015年の20年間で3倍以上になっているのがわかりますね。単純な話、アメリカ人は20年間で3倍お金持ちになったということです。

そして、濃い緑の部分は運用リターンを表しています。つまり投資で儲かった分です。グラフを見ると、投資で儲かった分がかなり大きいですよね。つまり、アメリカ人は投資のおかげでお金持ちになったということ。




一方の日本を見てみましょう。↓

金融庁 家計資産の現状分析より筆者作成


全体的にこじんまりしていますね笑。日本人の資産は、20年間で1.5倍にもなっていないんです。まあ、増えているには増えているんですが、アメリカと比べるとあまりにも悲しいですね。運用リターンはほぼ変化なし。投資ではほとんど儲かっていないということです。

たった20年間でこれだけの差が広がってしまいました。




アメリカ人と日本人でこれだけの違いが出る最大の理由は、やはり「投資」です。

積極的に投資をするアメリカ人は、運用リターンでどんどんお金を増やします。お金が増えればさらに投資を行い、それがさらにリターンを生む。こんな好循環です。逆に日本人は投資をしない。だから投資で儲からない。儲からないから投資をしない。こういう悪循環です。

このグラフだけを見ても、投資の重要性がわかりますね。




●アメリカ人は投資・日本人は貯蓄


アメリカ人と日本人の大きな違いは、投資をしているかどうか。

その結果、上で見たような大きな差が生まれてしまっているんですね。ここまで明らかなデータがあるのに、実際に周りで投資をしている人ってかなり少なくないですか?少なくとも、僕の両親や親戚で投資をしている人は0。友達には何人かいますが、それでも少数派です。多分、あなたの周りでも投資をしている人って多くはないんじゃないでしょうか。




よく言われますが、日本人は貯金するのが大好きな人種です。逆に、投資をするのがすごく嫌いな人種でもあります。日本人の資産の内訳を見てみてください。↓

金融庁 各国の家計金融資産構成比より筆者作成


これを見ると、資産の約半分は貯金です。青い枠で囲んであるところが投資の割合。20%以下ですね。

小さい頃、お小遣いやお年玉を親に勝手に貯金されていた、なんてことはありませんでしたか?両親に「無駄遣いせずに貯金しなさい」と教えられて育った人は多いと思います。日本人には「貯金=正義」という感覚が根付いています。

同時に、「投資=危険・悪」という感覚もあると思います。ギャンブルを連想する人が多いのか、投資をしているというだけで、敬遠されることもあります。結果、「投資は怖いし、とりあえず貯金をしておこう」というのが多くの日本人の考え方になっています。




一方で、アメリカをみてみましょう。↓

金融庁 各国の家計金融資産構成比より筆者作成


日本とは対照的に、投資の割合が多いですね。資産の50%弱を投資に回しています。逆に貯金は15%以下。

日本とほぼ真逆です。資産の半分を投資に回しており、ほとんど貯金をしていないことがわかります。アメリカでは、まとまったお金が入ると、銀行ではなく証券会社の口座にお金を入れるのが普通だそうです。日本人が銀行にお金を預ける感覚で投資をするみたいです。




●貯金をしていてもお金は一生増えない


ここまでの話をまとめると、アメリカ人は投資をたくさんするから裕福になっている。日本人は貯金ばかりしているから貧乏になっている。こんな話でした。

もちろん、何でもかんでも投資をすればOKというわけではないです。ただ1つ確実なことは、貯金をしていても絶対にお金持ちにはなれません。断言できます。だって、今の銀行の金利を知っていますか?定期預金でも0.002%ですよ。たとえ1000万円を預けたとして、1年間で200円しか増えません。せいぜいコンビニでおにぎりが買える程度です笑。こんな少しのお金じゃ、何も変わらないですよね。




一方で、投資であればお金持ちになれる可能性はあります。投資の世界では、1年間で10%の利益が出れば大成功ですから、うまくいけば1000万円の投資で100万円が手に入ることもあります。「そんなに儲かるの!?」と思うかもしれませんが、過去の株価の動きを見ていると、難しくはないことがわかります。

同じ1000万円でも、貯金だと200円、投資だと100万円。全然違いますね。

アメリカ人と日本人の差が開いてしまった理由が分かりましたね。




■【悲報】日本企業ではなくアメリカ企業に投資をするべき

【悲報】日本企業ではなくアメリカ企業に投資をするべき

●日本企業よりもアメリカ企業に投資した方が儲かる


「投資をした方いいのは分かったけど、どこに投資をすればいいの?」と思いますよね。

先に答えを言うと、アメリカ企業です。これが最高の選択。

投資というと、日本の企業の株を売買することを想像するかもしれませんが、実は海外の企業の株も取引することができます。今、儲かっている投資家の多くは、日本ではなく海外の企業(特にアメリカ企業)に投資をしている人が多いです。単純に、日本企業よりもアメリカ企業に投資をした方が儲かるんですね。

証拠はこちら↓


約30年間の、日本株とアメリカ株の値動きです。もちろん、青がアメリカでオレンジが日本。アメリカは30年間で株価が9倍以上になっているのに、日本はほとんど変化なし。

どう考えても、アメリカに投資をした方がいいですよね。




●アメリカは人口増・日本は人口減


上のグラフを見ると、アメリカ株はめちゃくちゃ上がっているのに、日本株は全然ダメですよね。ちょっと不思議なくらい差がありますが、ちゃんと理由があります。

それが、人口です。アメリカは人口が増えているのに対して、日本は減っています。




簡単な話ですが、『人口が増える⇨消費が増える⇨企業の業績が良くなる⇨株価が上がる』という流れがあります。逆に、『人口が減る⇨消費が減る⇨企業の業績が悪くなる⇨株価が下がる』というのも成り立ちますね。つまり、人口が増えている地域は株価が上がり、人口が減っている地域では株価が下がる。こんなイメージです。

で、日本のことを考えてみてください。日本といえば、少子高齢化ですよね。若い人が減って高齢者が増える国です。若い人がいないんですから、人口は増えません。というか、どんどん減っています。だから株価が上がらない。

一方のアメリカは、人口が増えています。日本のように少子高齢化が進んではいますが、それ以上に移民を受け入れているため、人口は増え続けいているんです。これからも増える見込みですね。だから株価が上がっています。




●世界的な大企業はアメリカ発【日本でGAFAは生まれない】


冒頭でも書きましたが、アメリカ人は日本人よりも投資に前向きです。そりゃ、30年間で9倍になるんだから、やらない理由がない。

それもあって、ベンチャー企業のような若い企業に積極的に投資をする人が多いんです。その結果、【GAFA】と呼ばれる世界的な大企業が誕生しました。例えば、Appleは今では超有名企業ですが、最初は小さなガレージから始まったのを知っていますか?細々と機械を作っていたところに、大金を投資してくれる人が現れたんです。そのおかげで、今の地位を築苦ことができました。投資に積極的なアメリカだからこそ、実現した話です。これからも、世界的な企業はアメリカで生まれるでしょう。

逆に日本人は、「投資をしても儲からない」と考えている人が多いため、リスクの高いベンチャー企業なんかに投資をする人は少ないです。だからこそ、世界的な企業が新しく育つことも考えにくいです。いくら面白いアイデアがあったって、出資してくれる人がいなければ、企業が成長することは不可能です。そう考えると、日本で【GAFA】が誕生することはないと思います。




■アメリカへの長期投資が最強【おすすめはインデックス】


アメリカへの長期投資。これが最強です。過去のデータもそうですし、おそらくこれからも変わらないです。

1点だけ補足しておきます。アメリカへの投資の話はしてきましたが、「長期」というところは触れていませんでした。基本的に投資は短期で売買をするよりも、長期で保有(buy&hold)した方が儲かります。詳しくは、【最強の投資】長期投資はメリットしかない!【やらない理由ある?】をどうぞ。長期投資のメリットを詳しく説明しています。




ということで、改めて。僕のおすすめは、アメリカへの長期投資。これしかないと思ってます。

「アメリカへの長期投資って言っても、具体的には何に投資をすればいいの?」と考えるはずですが、結論から言うと、インデックスファンドです。もっと具体的に言うならば、S&P500連動のインデックスファンド。これはざっくり説明すると、アメリカの企業全体に投資をするようなイメージです。個別の企業に投資をするよりも、リスクが低くてGOOD。ちなみに僕も、このS&P500連動のインデックスファンドに投資をしています。

なので、S&P500連動のインデックスファンドを長期で持つというのが、僕の一番のおすすめです。





以上、裕福なアメリカ人と貧乏な日本人の違いについてお話をしました。投資の必要性を理解していただけたと思います。




このままページを閉じる前に。

まだ証券口座を開いていないという人は、このままの流れで開きましょう。今やらないと後回しになって、結局やらなくなるのがお決まりのパターンです。口座開設は無料なので、とりあえず手続きをしておくと、投資について考える良いきっかけになります。

証券会社は、ネット証券であればどこでもいいんですが、初心者はSBI証券がおすすめです。使いやすいのと、商品のラインナップが多いので。ちなみに、SBI証券が取り扱っている「SBI・V・S&P500」という投資信託が、さっき僕が紹介したS&P500連動のインデックスファンドのことです。




と言うことで、今回は以上です。

ありがとうございました。

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