こういった疑問を解消します。
本記事の内容
・平均的な20代の貯金と投資の割合【9割は投資していない】
・貯金と投資の割合を[1:1]にすれば10年後に100万円の差
執筆している僕は、現役の証券マン。大学生から投資をしています。
業界の最前線で働いているので、最新情報やウラ情報も提供します。
本記事の目次
■20代は貯金と投資の割合を[1:1]にすべき
貯金と投資の割合が同じだと、「投資が多すぎるんじゃない?」と感じるかもですが、最低限くらいだと思っています。
ちなみに僕も20代ですが、[貯金:投資=1:9]くらい。
●アメリカ人の貯金と投資の割合を見習うべき
日本人は投資嫌いで有名です。
投資に対して、なんとなくマイナスイメージがありますよね。
ですが、海外では投資は当たり前。
例えばアメリカ。
アメリカ人は金融資産のうち、約45%を投資しています。
資産のほぼ半分を投資しているんです。
対して日本人の投資の割合は、たった15%だけ。
投資している割合が全然違います。
日本人はアメリカ人を見習って投資の割合を増やすべきです。
理由は、投資をしている方が儲かるから。
・アメリカ人 → 約3倍
・日本人 → 約1.5倍
これが事実です。
投資の重要性がわかりますね。
詳しくは、【驚愕】裕福なアメリカ人と貧乏な日本人の違い【投資の必要性を感じます】で説明しています。
●長期投資で損する可能性を最小限にできる
「投資して損したら意味ないじゃん」と思うかもですが、投資する先をちゃんと選んで長期投資をすれば、損の可能性はかなり減ります。
1ヶ月や1年とかではなく、3年〜10年スパンで投資をすれば、損の確率は極限まで減らせます。
投資は時間をかければかけるほど有利になりますので。
具体的な方法については、【最強の投資】長期投資はメリットしかない!【やらない理由ある?】で説明しています。
●20代は貯金と投資の割合を[1:1]にしてみましょう
アメリカ人と同じように、資産の半分くらいを投資に回してもいいんですが、20代だと厳しい人も多いはず。
余裕資金が少ないですし、生活費や遊ぶお金も必要ですし。
まずは、貯金と投資の割合を[1:1]にしてみましょう。
毎月3万円を貯金している人は、半分の1.5万円を投資資金へ。
金額は人それぞれですが、1〜3万円くらいは投資すると結構変わります。
■平均的な20代の貯金と投資の割合【9割は投資していない】
同世代の人がどのくらい投資をしているのか気になりますよね。
日本証券業協会の調査によると、20代で投資をしている人は10%以下。
10人に1人も投資をしていないのが現状です。
コロナショック以降の株高で、投資に興味を持つ若者が増えたみたいですが、それでも日本人は投資嫌い。
その中で投資をしている人は、毎月1〜5万円が多いですね。
僕の周りの友達や若い世代の顧客を見ていると、このくらいが多いです。
ほとんどの同世代は投資なんか一切していないので、今のうちから始めておけば、数年後に大きな差ができますよ。
■貯金と投資の割合を[1:1]にすれば10年後に100万円の差
では、20代から投資を始めた場合、将来はどのくらいになるのかシミュレーションしてみましょう。
毎月2万円を貯金、2万円を投資したとします。
投資は、年率7%で計算します。(長期保有なら7%くらい目指せます。)
<投資せずに貯金だけした場合>
4万円✖️12ヶ月✖️10年=480万円
<貯金と投資をした場合>
・貯金
→2万円✖️12ヶ月✖️10年=240万円
・投資
→2万円を10年間投資すると、346万円(計算は複雑なので省略)
⬇︎
合計で、586万円。
2万円を投資するかどうかで、100万円以上の差がついています。
100万円あれば、生活がだいぶ楽になりますね。
今回は10年で計算していますが、もし20年続けたら、550万円くらいの差になります。
投資は複利効果があるので、長く続けるだけ差は開きます。
複利効果について知りたい人は、【初心者向け】単利と複利の違いを3分で理解しませんか?をどうぞ。
投資の重要性を感じた人は、ぜひ投資を始めてください。
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どういった投資をすればいいのか説明した記事も貼っておきます。↓
初心者こそインデックス投資をすべき【必要知識をまるっと解説】