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【基礎から学ぶ】株式と債券の違いをまとめました【超簡単です】

投稿日:2020年8月29日 更新日:

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【基礎から学ぶ】株式と債券の違いをまとめました【簡単です】
株と債券って何が違うんだろう?なんにもわからない初心者にもわかりやすく教えてください!





こんな疑問に答えます。




株式と債券の違いについて、誰でも絶対にわかるように解説するので、ちょっと頑張ってついてきてください。

知っているようで意外と知らない2つの違い。

ここで完璧に理解しちゃいましょう。




これを書いている僕は、証券マンです。

プロの目線から、株式と債券ではどっちが儲かるのか、というところまで突っ込んでお話ししていきます。



本記事の目次

■株式と債券の違いとは?

■株式と債券の違いとは?


「株とか債券とか難しくてよくわからん!」って思っていませんか?

実は同じように思っている人は、かなり多いはず。僕の周りにも、たくさんいます。

ですが、株式と債券の違いはめちゃめちゃ簡単です。まずは、株式と債券がそれぞれどんなものなのかを理解しましょう。



●株式とは何?


まずは「株式」。

ちなみに、株とか株券とか言ったりもしますが、全て株式と同じ意味です。




株式というのは、【会社の権利を細分化したもの】と考えてください。




会社は事業を行っていく上で、多くのお金を必要とします。

たくさんお金を持っている会社ならいいのですが、普通は会社のお金だけでは足りません。

そのため、どこかからお金を集めてこなければならないわけですね。

そのお金を集める手段の1つが、株式を発行することです。




株式とは、会社の権利を細分化したものだとお話ししました。

つまり会社としては、「お金を出してくれたら、会社の権利の一部をあげるよ」ということです。




では、お金を出した人はどんな権利がもらえるのか。

まずは、利益を山分けする権利。事業がうまくいって利益がたくさん出れば、出した金額に応じてお金が還元されます。もちろん、利益が出なければもらえません。

また、会社の経営に口を出す権利。自分の大切なお金を託しているわけですから、適当な経営をされたらたまりませんよね。

株式を購入して株主になると、こんな権利がもらえるんです。




●債券とは何?


次に「債券」。

債権という言葉もあるので、「券」の漢字に注意してください。




債券とは、【借金の証明書】です。




株式のところでも書きましたが、企業は事業を行うためにお金を集めなければなりません。

債券も、お金を集めるための手段の1つです。




債券は借金の証明書だと説明しました。

その言葉通り、債券の発行で集めたお金は“借金”です。

「○年後に返しますよ」という約束のもとで、お金の貸し借りが行われているのです。




では、お金を出した人にはどんなメリットがあるのか。

まずは、元本の保証があります。貸しているお金ですから、基本的には約束通り返ってきます。

また、利息をもらえます。どのくらいもらえるかは、債券によって異なります。




●結局、株式と債券の違いはどこ?


ここまで、株式と債券についてざっくり説明してきました。

覚えておいて欲しいのは、両方とも企業がお金を調達するための手段だということです。




それでは、株式と債権はどこが違うのでしょうか。

企業側の立場から考えてみると、一番の違いは【返す義務があるかないか】です。

株式で調達したお金は借金ではありません。言ってしまえば「もらったお金」です。もらったものですから、返す義務はないわけです。

一方で、債券は借金ですから必ず返さなくてはいけません。どんなに経営が苦しかろうが、返す義務があります。

ただ実際は、株式であっても返さなくちゃいけません。義務ではないですが、返ってこないのであれば、お金を出してくれる人がいなくなってしまいますので。




これが株式と債券の違いです。

お金を出す人の立場から考えてみると、株式は企業の事業が成功すれば儲かる一方で、うまくいかないと大きく損をする可能性があります。

一方の債券は、企業の事業が成功しようがしまいが、決まった利息と元本が戻ってくるだけ。

そのため、一般的には株式はハイリスク・ハイリターン、債券はローリスク・ローリターンと言われます。




株式と債券については、このくらいを覚えておけば問題ないでしょう。




●捕捉:ついでに投資信託も勉強しましょう


株式と債券について紹介しましたが、もう1つメジャーなものがあります。

それが投資信託。

せっかくなので、この機会に投資信託についても勉強しましょう。




投資信託とは【プロにお任せで投資する】ものです。

株式や債券に投資をしようと思ったら、どの企業のものを買うか、自分で考えなくてはいけません。

一方の投資信託は、ファンドマネージャーという運用のプロにお金を預けて、代わりに株式や債券に投資をしてもらうことができます。




「いきなり自分で企業を選んで投資するのはちょっと。。。」という人は、プロが代わりに運用してくれるので、安心感があるかもしれませんね。

ただ、手数料が高かったり、プロが運用しても損をすることも珍しくないということには注意が必要です。

ここら辺のことは、別の記事で詳しく解説していきます。ここでは、投資信託がどんなものなのか、軽く理解できればOK。




■ぶっちゃけ、どっちが儲かるの?

■ぶっちゃけ、どっちが儲かるの?


最後に、株式と債券では、ぶっちゃけどっちが儲かるのか?というお話です。

ここに関しては、完全に僕の考えなので、1つの意見として聞いてもらえればと思います。




結論から言えば、僕は株式の方が儲かると思います。




理由は2つ。

1つは、金利が低いことで、債券の利息がめちゃくちゃ安いこと。

今はとんでもなく金利の低い時代。日本国債なんて0.05%です。100万円分の国債を買っても1年で500円しか増えません。

ちょっとこれで儲けるのは難しいかと思ってます。




もう1つの理由は、コロナの影響でマーケットが大きく変動しているから。

コロナで生活様式が変化した(している)ことで、企業の中でも勝ち組と負け組がはっきり分かれてきています。例えば、ITとかキャッシュレスとかの業界はすごく伸びています。

そのため、勝ち組の企業の株式に投資することで、かなり高い確率で儲けることができると思っています。




というわけで、今の時代に投資をするなら、伸びている業界の株式に投資をするのが良いのではないか、というのが僕の意見です。

僕は証券会社で働いていますが、やっぱり利益を出しているお客さんは株式に投資している人がほとんどです。






今回はここまで。

ありがとうございました。

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